新築のカーテン選びで失敗しないポイントとは?


新築の家に住む際に、ぜひこだわって選びたいカーテン。室内すべてがまっさらな状態であることが多く、「お部屋の印象は選ぶカーテンによって決まる」といっても過言ではありません。

しかし、いざ選ぼうと思っても種類が豊富で、何を基準にどのようなカーテンを選んだらいいのかとお悩みの方もいるのではないでしょうか。せっかくなら購入前にしっかりと事前準備をして、失敗のないように選びたいものです。

そこで、今回は新築時のカーテンの選び方や、選ぶ際の注意点を解説します。ぜひ参考にしながら、新しい住まいに最適なカーテンを選んでみましょう。

新築の家のカーテンを選ぶ3つのポイント

窓にはロールスクリーンやブラインドなどを掛けるスタイルもありますが、ここでは一般的に多く利用されている「カーテン」に焦点を当ててみました。

新築時のカーテン選びは一見難しそうですが、注目すべきポイントを事前に把握しておくとスムーズに選びやすくなります。また、お部屋のタイプによっても最適なカーテンは変わるので、お部屋ごとの選び方も押さえておきたいところです。

そこで、以下では新築のカーテンを選ぶ3つのポイントをチェックしていきましょう。

【ポイントその1】壁や床の色に合わせる

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カーテンを選ぶ際に最も大切なポイントは、色選びです。面積の大きいカーテンはお部屋の印象を大きく左右するため、目指すお部屋をイメージしながら慎重に色選びをしましょう。

その際は、お部屋のカラーバランスを意識することが大切です。お部屋は以下の3つのカラーで構成されており、その配分によって空間の心地よさが決まるといわれています。

ベースカラー 壁・床・天井など部屋の基本になる色
メインカラー(アソートカラー) 家具・カーテンなどインテリアの主役になる色
アクセントカラー クッション・小物などインテリアのポイントになる色

このとき、ベースカラーを70~75%、メインカラー(アソートカラー)を20~25%、アクセントカラーを5%の割合になるように色を配分すると、お部屋に統一感を出しやすくなります。メインカラーであるカーテンの色は、ベースカラーである壁や床の色に合わせて選ぶとバランスよく仕上がるでしょう。

また、壁や床の色に合わせながら、カーテンに明るい色を持ってくるのもおすすめの方法です。お部屋のアクセントになり、メリハリのあるおしゃれな空間に仕上がります。

【ポイントその2】お部屋のタイプに合わせる

カーテンは、お部屋のタイプや用途も考慮すると上手に選べます。そこで、次からはお部屋のタイプ別に失敗しにくいカーテンの特徴を見ていきましょう。

リビング

上記写真のカーテンはこちら

家族や来客の方が最も長い時間を過ごすリビングには、落ち着いた色味のカーテンを選びましょう。特にベージュやアイボリー、ブラウンなどのアースカラーを選ぶと、居心地の良い空間を作りやすくなります。

また、ダイニングも兼ねたリビング空間なら、黄色やオレンジなど暖色系のカーテンがおすすめです。お部屋全体が明るい雰囲気になり、食事の際の会話も弾みやすいでしょう。

もしも窓が大きなリビングの場合は、遮光カーテンを取り入れるのもひとつの方法です。光を調節することで、空間の快適さが高まります。

WARDROBE sangetsuでは「NATURAL(ナチュラル)」「FEMININE(フェミニン)」「MANNISH(マニッシュ)」の3スタイルのオーダーカーテンをご提供しております。ぜひお気に入りのスタイルのなかから、新築のお部屋へのカーテン選びをお楽しみください。

リビングのカーテンの選び方

寝室

上記写真のカーテンはこちら

ぐっすりと安眠したい寝室には、リラックスしやすいナチュラルな色合いのカーテンがおすすめです。淡い緑色やベージュ系など、視覚的にやさしいカラーを選ぶと落ち着きのある空間を演出できます。

また、ご自身が眠りやすい環境に合わせて、遮光カーテンを取り入れるのもよいでしょう。その際は、光を遮る度合いの指標である「遮光等級」に注目して選ぶことが大切です。

遮光等級には1級・2級・3級の3種類があり、以下の通りに光の遮り方が異なります。

遮光1級
(遮光率99.99%以上)
光をほとんど通さないため、カーテンを閉めると昼間でも室内を暗くできる状態
遮光2級
(遮光率99.80%以上99.99%未満)
カーテンを閉めるとお部屋は暗くなりますが、人の顔あるいは表情の識別ができる状態
遮光3級
(遮光率99.40%以上99.80%未満)
カーテンを閉めると、薄い暗がり程度までお部屋を暗くできる状態

「真っ暗でないと眠りにつけない」「朝は自然光で目覚めたい」など、寝室に求める環境は人それぞれ異なります。ご自身やご家族のお好みに合わせて、快適な睡眠環境を実現できる遮光カーテンをお選びください。

寝室のカーテンの選び方

和室

和室のカーテンには、畳や木目など、自然素材の色にマッチするナチュラルなカラーがおすすめです。ベージュやアイボリー、ブラウンなど、アースカラーを選ぶとまとまった雰囲気になりやすいでしょう。

なかには「和室にカーテンは似合わないのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かに「和室=障子」のイメージがありますが、実はカーテンを掛けるほうが畳の日焼け防止や冬の保温効果が高まります。

和室のカーテンの選び方

【ポイントその3】予算に合わせる

新築時は各お部屋のカーテンを新調するケースが多いですが、予算には限りがあるものです。そのため、カーテンにかかる費用を把握しながら、予算の範囲内で上手に選ぶことが求められます。

たとえば窓10ヶ所にカーテンを掛ける場合、おおよそ20~50万円程度が相場と言われています。ただし、オーダーカーテンを選ぶ場合や既製カーテンを選ぶ場合でも費用が異なるため、ご希望の方法における相場を事前に調べておくとよいでしょう。

また、予算がオーバーしてしまったときには再度購入するものをチェックしてみましょう。たとえばエアコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品は、メーカーやモデルを変更するだけで、金額に差がでてきたりします。工夫をしながら予算配分を考えましょう。

既製カーテンから選ぶと予算を抑えやすいですが、オーダーカーテンにすることで、よりオシャレにインテリアを楽しめます。新築の家は理想の住まいを目指せる絶好のチャンスなので、ぜひオーダーカーテンでその夢をかなえてみてはいかがでしょうか。

カーテンレールの有無における注意点

新築時にカーテンを選ぶときは、カーテンレールの有無を確認しておきましょう。特に新築のマンションを購入する際は、はじめからレールがついている場合とそうでない場合があるためです。

そこで、以下ではそれぞれのケースにおけるカーテンの選び方をご紹介します。

カーテンレールがある場合

カーテンレールが備わっている場合は、レールの位置やサイズを確認しておくことが大切です。カーテンはレールの位置や長さによってサイズが決まるため、選ぶ前にしっかりと測っておく必要があります。

また、レールの種類もチェックしておきましょう。レールには主に機能性レールと装飾性レールがあり、レールのデザインに合わせるとカーテンを選びやすくなります。

カーテンレールがない場合

カーテンレールが取り付けられていない場合は、ぜひカーテンと一緒に選んでみましょう。おすすめは、まずはお気に入りのカーテンを見つけて、そのカーテンのデザインに合わせてレールの種類や装飾を決めることです。

特に、デザイン性の高い装飾性レールは色や素材の種類が豊富で、細部までこだわったお部屋作りが可能に。レールもインテリアの一部としてとらえて選び、窓辺に存在感を演出しましょう。

レールを取り付ける際は、事前に下地の位置を確認しておき、下地のある場所に取り付けることが必要です。また、カーテンが照明やエアコンなどと干渉しないように、レールの取り付け場所や種類を決めましょう。

カーテンレールの種類や選び方

ポイントを押さえて失敗しないカーテン選びを

上記写真のカーテンはこちら

新築時は、「こんなお部屋に住みたい」という夢を実現できる絶好のタイミングです。特にカーテンはお部屋の雰囲気を大きく左右するため、オーダーカーテンでこだわりの空間に仕上げてみてはいかがでしょうか。

また、購入する際は、目指すお部屋の雰囲気や予算を決めてから選ぶと失敗が少なくなります。家族全員の意見を取り入れながら、居心地のよい住まい作りを目指しましょう。

新築のお部屋におすすめのカーテンはこちら

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