出窓のカーテンはどう選ぶ?注目すべきポイントやサイズの測り方を解説


雑誌などでよく見かける、出窓の素敵なカーテンコーディネート。「うちの出窓もおしゃれに飾りたい」と、カーテンの購入を検討されている方もいるのではないでしょうか。

しかし、いざ選ぼうとすると「どのようなカーテンが出窓に適しているの?」「サイズはどのように測ればいいの?」など、出窓ならではの疑問点がたくさん浮かび上がってきます。

そこで、今回は出窓に最適なカーテンの選び方を徹底解説。お部屋の用途に合わせて素材やデザインを選ぶ方法をはじめ、正しいサイズの測り方も解説します。

出窓のカーテンに関する疑問や不安をすっきりと解消して、お部屋をよりおしゃれに見せてくれる素敵な出窓を演出しましょう。

【お部屋の用途別】出窓のカーテンを選ぶポイント

そもそも出窓とは、建物の壁よりも外に出っ張っている窓のことです。窓の手前にスペースがあるため、インテリア小物を飾ったり、収納場所として活用したり、住む人の工夫でいろいろな使い方ができます。

そのような出窓のカーテンを選ぶ際は、お部屋の用途に合わせて素材やデザインを選ぶのもひとつの方法です。以下ではリビングと寝室を例に挙げ、それぞれの空間に適したカーテンの選び方や選択肢をご紹介します。

リビング

家族や友人が集まるリビングの出窓には、ナチュラルな色味のカーテンを選ぶとよいでしょう。落ち着きがあるアイボリーやリラックス効果が期待できるグリーン、お部屋に明るさをプラスできる淡いピンクなど、優しいトーンのカラーがおすすめです。

また、窓辺に華やかな雰囲気をプラスしたい場合には、透け感のある花柄やリーフ柄も適しています。ちなみにWARDROBE sangetsuで取り扱っているカーテンのなかでは、以下の商品がリビングの出窓にぴったりです。

トコハル アンティークブルー

上記写真のカーテンはこちら

上品なお花の刺繍が美しいドレープカーテンです。アンティーク家具に合わせやすいので、クラシカルな雰囲気のリビングに取り入れていただいても素敵です。

コノメドキ スプリンググリーン

上記写真のカーテンはこちら

軽やかなリーフ柄がたっぷりと散りばめられた、優しい肌触りのコットンカーテンです。同じグリーン系のインテリアと合わせると、くつろぎのリビング空間を実現できます。

アッシュリネン アイボリー

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アッシュがかった温かみのある色合いのリネンカーテンです。さまざまなインテリアに合わせやすく、リネンならではの透け感もお楽しみいただけます。

リビングのカーテンの選び方

寝室

ぐっすりと眠りたい寝室の出窓には、安眠効果を持つ色のカーテンを設置するとよいでしょう。興奮作用がある赤やオレンジ、黄色などは避け、リラックスしやすい青や緑、ブラウンなどのカラーを選ぶことが大切です。

また、レースやフリルが付いたタイプや、ギャザーを寄せたゴージャスな仕様のカーテンも寝室の雰囲気にマッチします。

もしも光漏れが気になって寝付きが悪いとお悩みの場合は、外の光を遮る遮光カーテンがおすすめです。WARDROBE sangetsuで取り扱っているカーテンのなかでは、以下のタイプを寝室の出窓に選んでみてはいかがでしょうか。

アッシュリネン ブラウン

上記写真のカーテンはこちら

こちらは、落ち着きのあるブラウンカラーのリネンカーテン。寝室に取り入れるなら、ベッドカバーなどのファブリックをアイボリーやオフホワイトにするとお部屋にメリハリが生まれます。

コンフォートコットン(遮光1級カーテン)

上記写真のカーテンはこちら

しっかりと光を遮ってくれる、遮光1級のカーテンです。重厚感のある優しい肌触りのコットンを使用しており、温かみのある寝室を演出できます。

寝室のカーテンの選び方

生地やデザイン以外に注目したいポイントは?

出窓に取り付けるカーテンは、生地の素材やデザインだけでなく以下のポイントにも注目して選んでみましょう。カーテンの開き方や縫製スタイルにもこだわることで、お部屋の印象が大きく変わります。

カーテンの開き方

カーテンの開き方には、両開きと片開きの2タイプがあります。

両開きは、1つの窓に対して2枚のカーテンを用いて中央から左右に引き分けるスタイル。そして片開きは、1つの窓に対して1枚のカーテンを用いて片方に寄せるスタイルです。

もしも出窓のサイズが小さな場合は片開き、大きな場合は両開きを選ぶと使いやすいでしょう。ただし、開け締めをすることが少ない出窓であれば片開きを選ぶことも可能です。

また、レースカーテンとドレープカーテンの両方を掛ける場合は、両開きのほうがおすすめです。たとえば以下のようなおしゃれな柄のレースカーテンも、両開きにすれば柄が引き立ってよりおしゃれな空間に仕上がります。

縫製スタイル

出窓のカーテンを選ぶ際は、縫製スタイルにもこだわってみましょう。カーテンは窓の幅よりも広い生地を使ってヒダを取りますが、そのヒダ山が2つ、3つ、あるいは全くないフラットのどれを選ぶかによって印象を変えられます。

たとえば、生地の素材を生かしたい場合はフラット、ボリュームを出したい場合には3つ山というように、お部屋の雰囲気やお好みに合わせて選ぶとよいでしょう。ちなみに、WARDROBE sangetsuでは以下の3種類の縫製スタイルからお選びいただけます。

スタンダード
窓の横幅に対して1.4~1.5倍程度の生地を使う縫製スタイル。
一般的なカーテンのボリューム感で、生地の素材感と透け感をバランスよく楽しめます。
リッチウェーブ
窓の横幅に対して2倍程度の生地を使う縫製スタイル。
一般的なカーテンよりも生地を多めに使用しており、たっぷりとした生地感で高級感を演出できます。
ライトウェーブ
窓の横幅に対して1.1~1.3倍程度の生地を使う縫製スタイル。
1枚の布のようにフラットなので、天然の素材感を存分に味わえます。

出窓のカーテンサイズの測り方

出窓のカーテンを上手に選ぶためには、正しくサイズを測ることも大切です。カーテンレールの設置場所によってサイズの測り方が異なるため、事前にしっかりとチェックしておきましょう。

ここでは、天井付け(レールが出窓の内側にある場合)と正面付け(レールが出窓の外側にある場合)のサイズの測り方をご紹介します。

天井付けの場合の測り方

カーテンレールが出窓の内側にある天井付けの場合は、使用できるフックはレールが見えるAフック【標準】のみです。カーテンの横幅は、レールの両端にある固定されたランナーの穴から穴までの距離をレールに沿って測り、以下の仕上がり幅になるようにしましょう。

仕上がり幅
レールの長さ×1.07(カーテンのゆとり)
例)レールの長さが100cm の場合:100㎝×1.07=107㎝
※ライトウェーブを選ぶ場合は「レールの長さ×1.3」がおすすめです。
※ドレープカーテンとレースカーテンの両方をライトウェーブにされる場合は、レースがドレープにあたらないように「ドレープ×1.3」、「レース×1.2」にするとバランスよく仕上がります。

また、天井付けの場合のカーテン丈は以下のように測ります。

仕上がり丈
ランナーの穴(下端)から窓台までの長さ
※レースカーテンはドレープカーテン-1cm
例)ドレープカーテンの丈が100cmの場合、レースカーテンの丈は99cm

正面付けの場合の測り方

カーテンレールが出窓の外側にある正面付けの場合は、Aフック【標準】・Bフック(レールを隠すタイプ)のどちらでも利用できます。カーテンの横幅は、天井付けの場合と同様に測って以下の仕上がり幅になるようにしましょう。

仕上がり幅
レールの長さ×1.07(カーテンのゆとり)
例)レールの長さが100cm の場合:100㎝×1.07=107㎝
※ライトウェーブを選ぶ場合は「レールの長さ×1.3」がおすすめです。
※ドレープカーテンとレースカーテンの両方をライトウェーブにされる場合は、レースがドレープにあたらないように「ドレープ×1.3」、「レース×1.2」にするとバランスよく仕上がります。

なお、正面付けの場合のカーテン丈は以下のように測ります。

仕上がり丈
ランナーの穴(下端)から窓枠までの高さ+15~20㎝
※レースカーテンはドレープカーテン-1cm
例)丈が100cmの場合、ドレープカーテンは100cm+15cm=115cm
レースカーテンは115cm-1cm=114cm

AフックとBフックの違い

オーダーカーテンで理想の出窓コーディネートを

出窓に取り付けるカーテンは、お部屋の用途や雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。おしゃれなデザインや窓にぴったりと合うサイズのカーテンを手に入れたい場合は、オーダーカーテンで注文すると希望通りのカーテンが手に入るでしょう。

WARDROBE sangetsuでは、気になるカーテンのサンプルをご請求いただくと「カーテン採寸簡易メジャー」をプレゼントしております。ぜひ正しい測り方で最適サイズのカーテンをオーダーして、素敵な出窓のコーディネートを楽しみましょう。

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