遮光カーテンの1級が持つ特徴とは?等級の違いを理解してカーテン選びに役立てよう

遮光カーテンの1級が持つ特徴とは?等級の違いを理解してカーテン選びに役立てよう
2019/08/19

朝日がまぶしい、紫外線を避けたい、夜に外から室内の人影が見えることが気になる…このような光に関する悩みをお持ちの方には、遮光カーテンが最適です。

遮光カーテンにはさまざまな等級があり、それぞれが異なる特徴を持っています。購入したいと思っても選び方がわからず、どのような種類にしたらいいのか迷っている方もいることでしょう。

ここでは、遮光カーテンの効果や等級の違いをご紹介しながら、遮光カーテンを選ぶポイントを解説します。目的に合う遮光カーテンを選んで、より快適な暮らしを目指しましょう。

【目次】

遮光カーテンを選ぶメリット

 ・紫外線をカット

 ・プライバシーを守る

 ・熱や冷気を通しにくい

遮光カーテンにおける3つの等級

 【等級その1】遮光1級

 【等級その2】遮光2級

 【等級その3】遮光3級

遮光カーテンを購入する際の注意点

 ・色

 ・サイズ

目的に合わせて遮光カーテンを活用しよう

遮光カーテンを選ぶメリット

遮光カーテンとは、外からの光を遮り室内を暗くするカーテンのことです。

もちろん、普通のカーテンでも閉めるとお部屋は薄暗くなります。しかし、遮光機能を持つカーテンのほうが光を遮る性能が高く、昼間でもお部屋の明るさを調整しやすくなります。

また、遮光効果以外にもメリットがあり、お部屋に取り入れれば快適さがぐんとアップします。以下で、遮光カーテンの持つ主な魅力を見ていきましょう。

・紫外線をカット

太陽の光を遮る遮光カーテンは、UVカット効果にも優れています。美容の大敵である紫外線からお肌を守れることはもちろん、家具や本などの色あせも防げる点が魅力です。

ただし、UVカットはカーテンを閉めている時のみ期待できる効果。日常的に紫外線を防ぎたい場合は、UVカット効果のあるレースカーテンを併用しましょう。

レースカーテンは日中も閉めていることが多いため、ドレープカーテンを開けていても紫外線を予防できます。また、紫外線でドレープカーテンの裏側が傷んでしまう恐れがありますが、UVカット効果のあるレースカーテンを窓側にかければ傷みを最小限に抑えられます。

・プライバシーを守る

遮光カーテンには、室内の光を外に漏れにくくする効果もあります。そのため、夜に部屋の明かりを付けている時でも外から人影が見えづらく、プライバシーを守ることができます。

また、夜遅くまで明かりを付けていても、隣近所に迷惑をかける恐れがありません。外から明かりが見えないように配慮したいお部屋に、ぜひ遮光カーテンを取り入れましょう。

・熱や冷気を通しにくい

遮光カーテンは生地が高密度のため、熱や冷気を通しにくいことも大きなメリットです。夏はお部屋の室温上昇を、冬は室温低下を防ぎ、冷暖房効率アップが期待できます。特に西日がきついお部屋に遮光カーテンを取り入れれば、月々の電気代節約も期待できます。

遮光カーテンにおける3つの等級

遮光カーテンを選ぶ際には、等級について知っておくことが大切です。遮光カーテンの等級はNIF(日本インテリアファブリックス協会)による「JIS-L 1055A法(遮光性能試験方法)」によって定められており、1級~3級まで3段階あります。

等級によって特徴が異なるため、それぞれの違いをしっかりと把握しておくことがポイント。以下で各等級の特徴を比較しながら、お部屋の目的に合う遮光カーテンを見極めましょう。

【等級その1】遮光1級

遮光1級とは、遮光率99.99%以上のカーテンのことです。外からの光をほとんど通さないため、昼間でも人の顔の表情が分からない程度にまでお部屋を暗くできます。

ちなみに、遮光1級のカーテンはNIF法によってさらに5段階に細分化され、タグへの表記が義務付けられています。5段階それぞれの違いは以下をご確認ください。

遮光1級
(A++)
生地からほとんど光を感じない状態
遮光1級
(A+)
生地からわずかに光を感じる状態
遮光1級
(A)
生地から光を感じますが、生地の織組織(糸の交差具合)や色はわからない状態
遮光1級
(B)
生地から光を感じ、生地の織組織や色がわかる状態
遮光1級
(C)
生地全体は薄明るく見えますが、人の表情は識別できない暗さ

A++からCまで分けられていますが、一番遮光率の低いCでも「人の表情は識別できない暗さ」です。日差しの強い窓でもしっかりと遮光できるので、光をできる限りシャットアウトしたい方は遮光1級カーテンを選びましょう。

ただし、場合によってはお部屋が暗くなりすぎて不便を感じるケースも。閉めると真っ暗になるので、朝でも電気をつけなければなりません。ライフスタイルや使用目的に合わせて、遮光1級レベルの遮光率を求めるかどうかを判断しましょう。

【等級その2】遮光2級

遮光2級とは、遮光率99.80%以上99.99%未満のカーテンのことです。カーテンを閉めるとお部屋は暗くなりますが、人の顔あるいは表情の識別ができます。

太陽の光をほぼシャットアウトできる遮光1級とは異なり、遮光2級は朝日や西日などの強い光は通すレベル。やわらかい日差しを適度に取り込めるので、真っ暗なお部屋が苦手な方や朝の光を感じながら起きたい方には遮光2級カーテンが適しています。

また、遮光2級は遮光カーテンの中で最も需要が高いため、遮光1級よりもバリエーションが豊富です。たくさんの選択肢の中から選べるので、お部屋の雰囲気に合ったものを見つけやすいでしょう。

【等級その3】遮光3級

遮光3級とは、遮光率99.40%以上99.80%未満のカーテンのことです。カーテンを閉めると、薄い暗がり程度までお部屋を暗くできます。

一般的なカーテンに比べると多少の遮光効果はありますが、遮光カーテンの中では効果が最も低いタイプです。光をある程度通すため、遮光を期待する場合は1級か2級を選びましょう。

ちなみに遮光3級を選ぶメリットは、デザインが豊富であること。遮光1級は無地やシンプルなデザインが多いですが、2級や3級は色も柄もバリエーション豊かで選ぶ楽しみがあります。

そのため、朝日や西日が気にならないリビングへの利用や、よりデザインを重視して遮光カーテンを選びたい場合には遮光3級がおすすめです。

遮光カーテンを購入する際の注意点

遮光カーテンを購入する際には、「色」と「サイズ」に注意することが大切です。それぞれ気をつけたいポイントを以下でチェックしておきましょう。

・色

カーテンの色味や色の濃淡によって、同じ等級でも遮光の度合いが変わります。一般的にホワイトなど明るい色は光を通しやすく、ブラックやブラウンなど暗い色のほうが光を遮る効果が高いです。

どのような色を選ぶかでお部屋の印象も変わるため、遮光性と雰囲気を意識しながら慎重に選びましょう。等級だけ見て判断せず、ショールームやサンプルで実際の透け感を確認して選ぶことがポイントです。

・サイズ

遮光カーテンの持つ効果を最大限に得るためには、サイズ選びも重要です。窓と同じサイズや小さめのサイズにすると光漏れの原因になるので、窓よりも少し大きめのサイズにしましょう。

また、カーテンによっては遮光機能だけでなく、防音や防炎などほかの効果も期待できる生地もあります。豊富な種類の中から最適なタイプを選ぶ際には、カーテンの目的や求める機能を明確にしておくとスムーズに選びやすくなります。

目的に合わせて遮光カーテンを活用しよう

カーテンは、できるだけ長く愛用したいアイテム。おしゃれなデザインやカラーバリエーションに目が行きやすいですが、機能性にも注目して選ぶことが大切です。

今回ご紹介した遮光カーテンは、等級や色の違いで光の遮り方が異なります。それぞれの特徴を踏まえて、お部屋ごとに等級や色を使い分けてみてはいかがでしょうか。

例えば、ぐっすり眠りたい寝室には遮光1級のカーテン、ほどよく光を取り入れたいリビングには遮光2級や3級のカーテンがおすすめです。お部屋の用途や使用シーンに合わせて、最適な遮光カーテンを利用しましょう。

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