カーテンの測り方をおさらい!正しいサイズを選ぶポイントを解説

カーテンの測り方をおさらい!正しいサイズを選ぶポイントを解説
2019/07/29

カーテンは、窓にぴったりなサイズを選ぶことがとても大切です。

例えば、窓よりも小さなサイズを選ぶと、隙間から部屋の中が見えてしまう恐れがあります。また、逆に大きすぎる場合は生地が床に垂れて汚れやすくなったり、開閉しづらかったりと不便を感じることもあるでしょう。

そこで今回は、カーテンサイズの正しい測り方や、測る際の注意点を詳しく解説していきます。ジャストサイズのカーテンを選んで快適に過ごすことができるよう、上手に測るポイントをチェックしていきましょう。

目次

カーテンサイズを正しく測る4つのポイント

  • 【ポイント①】幅(巾)を測る
  • 【ポイント②】丈(高さ)を測る
  • 【ポイント③】フックの種類をチェック
  • 【ポイント④】レースカーテンのサイズを決める

カーテンサイズを測るときに注意したい3つのケース

  • 装飾レールの場合
  • 出窓の場合
  • カーテンレールがない場合

カーテン選びはサイズを測るところからスタート

カーテンサイズを正しく測る4つのポイント

最適なカーテンサイズを調べる方法は、実はとてもシンプルです。「横幅」と「丈」のサイズを正しく測れば、取りつけたい窓へのジャストサイズがわかります。

ただし、カーテンレールやフックの違いによって幅の測り方が異なったり、レースカーテンの丈を決めるコツがあったりと注意点もあります。以下でご紹介する4つのポイントを参考にしながら、慎重にカーテンサイズを測っていきましょう。

【ポイント①】幅(巾)を測る

最初のステップは、幅(巾)の採寸です。このとき、窓の幅ではなくカーテンレールの幅を測りましょう。

具体的には、カーテンレール両端にある固定ランナー(フックを引っ掛ける部分)の穴から穴までの長さをメジャーで採寸します。そのサイズに5~7%プラスした長さが、適切なカーテンの横幅です。

ちなみにカーテンには片開きと両開きがあり、両開きのカーテンを希望する場合は2枚取りつけることになります。つまり、測ったカーテンレールの幅のサイズを2等分したものが1枚分の幅になることを覚えておきましょう。

【ポイント②】丈(高さ)を測る

続いては丈(高さ)の採寸です。幅のときと同様にカーテンレールの端にある固定ランナーを軸として、その穴から床(腰高窓の場合は窓枠の下端)までの長さを測ります。

その際、窓の種類によって以下のように丈の長さを調整しましょう。

〇掃き出し窓の場合

ドレープカーテン 上記で測った長さ -1㎝程度
レースカーテン 上記で測った長さ -2㎝程度

窓が床近くまである掃き出し窓の場合は、本来の長さよりも多少マイナス気味に調整する必要があります。ぴったりの丈のカーテンをつけてしまうと生地が床に擦れて傷んだり、ヒダが綺麗に出なかったりするので注意しましょう。

〇腰高窓の場合

ドレープカーテン 上記で測った長さ +15㎝程度
レースカーテン 上記で測った長さ +13㎝程度

腰高窓の場合は、窓枠が隠れる長めのカーテンをつけることで、見栄えを良くする効果が期待できます。そのため、上の表で記載した長さを、本来の長さにプラスすることがおすすめです。

【ポイント③】フックの種類をチェック

カーテンフックには「Aフック」と「Bフック」の2種類があり、レールの種類や窓回りに合わせて選ぶ種類を変えます。では、AフックとBフックの違いについて、以下の表で見ていきましょう。

Aフック Bフック
カーテンを取りつける位置 レールの下(レールが見える) レールの正面(レールが隠れる)
特徴 ほとんどのレールに使用できる 光の漏れが少ない

取りつける位置が異なりますが、AフックとBフックは実は同じもの。フックのひっかけ部分が上の方にあるか下の方にあるかの違いだけなので、AフックもBフックもカーテンの丈(高さ)の測り方は同じです。

ただし、オーダーカーテンにする場合にフックの指定を間違えると、窓に合わないことがあるため注意しましょう。また、Bフックはレールの種類や取り付け方によって、開け閉めしにくくなる可能性もあります。例えばレールが天井に付いている場合は、カーテン上部が天井にぶつかり開閉しにくくなります。

レールや窓まわりの環境をきちんと確認し、フックの種類を決めるようにしましょう。迷ったら、ほとんどのレールに使用できるAフックを選ぶことをおすすめします。

【ポイント④】レースカーテンのサイズを決める

レースカーテンはドレープカーテンとダブルで吊るケースが多いですが、後ろに吊るレースカーテンの丈はドレープカーテンよりも短めにするのが一般的です。

もしも2つの丈を同じにすると、下からレースカーテンが見えてしまって見栄えがよくありません。目安としてドレープカーテンよりも1㎝~2㎝マイナスしたサイズを選ぶことで、レースカーテンを綺麗に内側におさめられます。

幅は特に調整する必要はないため、ドレープカーテンと同じサイズにしましょう。

カーテンサイズを測るときに注意したい3つのケース

ここまではカーテンサイズの基本的な測り方をご紹介しましたが、以下のケースでは測り方やフックの選び方が変わってきます。

  • 装飾レールの場合
  • 出窓の場合
  • カーテンレールがない場合

カーテンレールや窓の種類によって測り方がどう変わるのか、以下で詳しくご紹介していきます。

装飾レールの場合

カーテンレールには、機能性レールと装飾レールの2種類があります。機能性レールはよく見かけるアルミ製や樹脂製のタイプで、装飾レールはデザイン性の高いポールタイプのものです。

〇装飾レールの測り方

装飾レールには両端に装飾キャップがついており、幅を測るときはそのキャップの付け根から測ることがポイント。機能性レールのように両端の固定ランナーの穴から穴までの長さを測ったり、キャップを含めて測ったりすることがないように注意しましょう。

レールの長さを測ったら、そのサイズに5%~7%プラスした長さのカーテンを選びます。少し長めの幅にすることで、カーテンを閉めた状態のときに生地が少し波打つような、ゆとりのあるスタイルを実現できます。

〇フックの選び方

装飾レールはインテリア性が高いため、ドレープカーテンはレールを隠さないAフックが適しています。

ただし、イラスト左のようにレースカーテンのみ機能性レールの場合は、レースカーテンをBフックにしてレールを隠しても構いません。もちろん、気にならない場合はドレープカーテンと同様にAフックを選ぶとよいでしょう。

出窓の場合

出窓とは、壁から飛び出るような造りの窓のことです。レールの形状や付き方によって、カーテンサイズの測り方やフックの選び方が異なります。

〇カーテンレールが「正面付け」の場合の測り方

カーテンレールが出窓の正面にまっすぐ付いている「正面付け」の場合は、腰高窓と同様に採寸します。幅はレール両端にある固定ランナーの穴から穴まで、丈は固定ランナーの穴から窓枠の下端までの長さです。

仕上がり幅と仕上がり丈に関しては、以下の表をご参照ください。

仕上がり幅 レールの長さ×1.05~1.07
例)100㎝×1.07=107㎝
仕上がり丈 測った長さ+15~20㎝
※レースカーテンはドレープカーテン-1㎝
例)ドレープカーテン:100㎝+15㎝=115㎝
レースカーテン:115㎝-1㎝=114㎝

フックは、AフックとBフックどちらでも問題ありません。カーテンレールの種類や部屋におけるバランスを見て、好みのタイプを選びましょう。

〇カーテンレールが「天井付け」の場合の測り方

出窓の窓枠の内側にカーテンレールが付いている「天井付け」の場合は、幅の測り方が特殊です。左右の一番端にある固定ランナーの穴の距離を、レールのカーブに沿って測ります。

丈を測る際は、カーテンの裾が窓枠にかからないように長さを調整する必要があります。具体的な調整方法は以下をご確認ください。

仕上がり幅 レールの長さ×1.05~1.07
例)100㎝×1.07=107㎝
仕上がり丈 固定ランナーの穴から窓台までの長さを測り、そこから1㎝~2㎝程度マイナスする
※レースカーテンはドレープカーテン-1㎝
例)ドレープカーテン:100㎝-1㎝=99㎝
レースカーテン:99㎝-1㎝=98㎝

天井付けの場合、フックはAフックが適しています。Bフックを選んでしまうと、カーテン上部が天井に当たって開閉しづらくなってしまう可能性があるためです。

なお、中には正面付けと天井付けの両タイプのレールが付いているケースもあります。その場合はそれぞれの方法で幅と丈の長さを測って、適切なサイズを把握することが大切です。

カーテンレールがない場合

新築などまだカーテンレールが付いていない状態で、早めにサイズを測ってカーテンを準備しておきたいケースもあるでしょう。あるいは、もともとカーテンレールが付いていない窓にカーテンを取り付けたい場合もあるかもしれません。

しかし、カーテンレールがない状態で適切なサイズを測ることは困難です。カーテンサイズは窓枠ではなくカーテンレールをもとに測るため、レールなしの状態では正しく採寸できないためです。

無理に測ろうとせず、まずはレールを取り付けることから始めましょう。その際は不動産屋さんや業者さんに相談しながらレールの種類や取り付け位置を決定し、実際に取り付けが完了してからカーテンサイズを測ることをおすすめします。

カーテン選びはサイズを測るところからスタート

カーテン選びにはデザインや機能性も大切ですが、まずはサイズを把握することがポイントです。ここでご紹介した測り方を参考に、それぞれの窓に合った適切なサイズのカーテンを選びましょう。

ただし、せっかく好みのデザインや機能のカーテンが見つかっても、既製品だと自宅の窓に合うサイズがない場合も。そのような時は無理に既製品にこだわらず、オーダーカーテンという選択肢もあります。

カーテンにはさまざまな選択肢があるので、柔軟に考えながら自宅の窓にぴったりなものを選ぶようにしましょう。