カーテンやレールの種類・特徴を解説! デザインや機能性でカーテンを選ぼう

カーテンやレールの種類・特徴を解説! デザインや機能性でカーテンを選ぼう
2019/07/29

お部屋全体の印象を変えるために、ぜひこだわりたいカーテン。しかし、いざ選ぼうと思って探してみると、デザインや機能性によってさまざまなタイプがあり、どのような種類を選んだらいいのか迷ってしまうものです。

そこで今回は、カーテンやカーテンレールの種類について徹底解説。素材やデザイン、機能別に特徴や選び方をご紹介していきます。

ぜひ参考にしながら、あなたのお部屋に最適なタイプを見つけてみましょう。



カーテンに使われる素材の種類

窓まわりのコーディネートに使われる製品は、総称して「ウィンドウトリートメント」と呼ばれます。その主役となるカーテンは、素材やデザインの違いで空間の雰囲気や使い勝手が大きく変わります。

カーテン選びのポイントはいくつかありますが、まずは生地の種類に注目してみましょう。カーテンに使われる生地は、天然素材の繊維と化学繊維の2つに大きく分けられ、それぞれ特徴が異なります。

天然素材の繊維

コットン(綿)やリネン(麻)、ウール(羊毛)といった、自然界にある素材を使用して作られるのが天然素材の繊維で、ナチュラルな風合いと、経年による表情の変化を楽しむことができます。

コットンは保温性、リネンは吸水性や速乾性に優れているなど、繊維によって特徴が異なりますが、天然素材のものは丈夫で肌触りがよい製品が多いです。

化学繊維

化学繊維とは、薬品などを使って化学的に作られたものを指し、耐久性がありシワになりにくいポリエステルや発色が鮮やかなアクリルといった繊維が代表的です。

デザインが豊富で比較的安価な製品も多いため広く普及していますが、静電気を帯びやすくほこりが付着しやすいといった性質もあります。

【タイプ別で見る】カーテンの種類と特徴

カーテンの種類を選ぶときには、どんな窓に合わせたいのかを考えながら選んでみましょう。例えば、比較的出入りの多い窓には一般的な両開きのタイプ、出入りの少ない窓にはブラインドやロールスクリーンなど上下に開くタイプ、そして開閉しない窓には装飾系のタイプなど、窓によって最適なコーディネートの方法は異なります。

ここからは、タイプ別にカーテンの種類を5つご紹介します。ウィンドウトリートメントを上手に行うために、それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

※ウィンドウトリートメントとは、窓まわりのコーディネートに使われる製品の総称

ドレープカーテン

ドレープカーテンとは、比較的厚手の生地で作られたカーテンのことで、カーテンの中で最も一般的なタイプです。リネン・コットン・ポリエステルなど、さまざまな素材が使われているほか、重厚感があるジャガード織りや、鮮やかな色柄が特徴のプリントなど、デザインの種類も豊富です。

ドレープカーテンの魅力は、ゆったりと美しいヒダにあります。生地の色や柄によってさまざまな表情が演出されるため、お部屋の雰囲気に合わせて選びやすいでしょう。

そして機能性に富んでいる点も、厚みのあるドレープカーテンならではのメリット。外からの視線を遮る用途で使用できることはもちろん、遮光性や断熱性、防音性に優れているタイプもあります。

ちなみにドレープカーテンは、レースカーテンと一緒に掛けられるタイプが多いです。一緒に掛ける際は、ドレープカーテンが室内側、レースカーテンが室外側になるように吊るすスタイルが一般的となっています。

レースカーテン

レースカーテンは、透け感のある素材で作られた薄手のカーテンのことです。ふんわりとした手触りが特徴で、刺繍や模様が施されているタイプもあります。

レース生地の良さは、適度に光や風を通すこと。強い日差しはカットしつつ、やわらかな自然光を取り込むことができます。

基本的にはドレープカーテンと併用して使われることが多いですが、デザイン性があって1枚で使えるタイプや、生地の裏面に特殊加工がされていて、室内が見えにくくなるように工夫されているものなどもあります。

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、布をくるくると上部に巻き上げるスタイルのカーテンです。ヒダがない分スッキリとスマートな印象で、窓まわりをスタイリッシュに仕上げたいお部屋に適しています。

ただし、ドレープカーテン×レースカーテンのようなダブル使いが難しく、目隠しと調光を同時に行えないものもあります。上げた部分は外から丸見えになってしまうため、すりガラスや曇りガラスなど視線が気になりづらい窓に利用するとよいでしょう。

ちなみにロールスクリーンは、部屋の間仕切りや収納の目隠しなどへの利用も便利です。開いても閉めても布がかさばることがなく、さまざまな用途で活用できます。

ブラインド

ブラインドは、スラットと呼ばれる羽根が何枚も組み合わさってできているウィンドウトリートメント。生地がもたつくことがなく、窓まわりをスッキリと使えるメリットがありますが、お手入れはカーテンに比べると一手間増えます。

スラットの角度を変えたり、上げ下げしたりすることで視線と光の入り具合を同時に調整することができます。つまり、ブラインドはドレープカーテンとレースカーテンの魅力をひとつにしたアイテムといえるでしょう。

とはいえブラインドというと、オフィスの窓でよく見かけるアルミ製のタイプが連想されがちです。無機質な印象があり、自宅には使いづらいと思う方が多いかもしれません。

しかし、スラットの素材は種類が多く、木製や樹脂製、布製などなどさまざま。スラットの向きが横方向の横型や縦方向の縦型などデザインも豊富なので、お部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。

シェード

シェードは、布を鉛直にたたみながら上下に昇降させ、長さを調節できるタイプ。下ろしている状態だと、ロールスクリーンと同じようにスッキリした見た目が特徴的です。

一番のメリットは、カーテンと同じ生地や素材を使えること。例えばリビングに大小の窓がある場合に、バルコニーに続く大きな窓にはドレープカーテンを、小さな窓には同じ生地のシェードをというように、生地を合わせて部屋に統一感を与えることができます。

中には、ドレープの生地とレース生地を重ねた「ツインシェード」と呼ばれるタイプも。厚手のドレープとレースをダブルで使うことができ、目隠しも調光もしやすい仕様です。

またシェードには、布の上げ方や形状によってプレーンやシャープ、バルーンなどの種類があります。それぞれ雰囲気が異なるので、お部屋の印象に合わせたものを選ぶとよいでしょう。

【機能性で見る】カーテンの種類と特徴

カーテン選びの際には価格やデザインに目が行きやすいですが、機能性も重視して選びましょう。カーテンにはもともと光や視線などを調整する機能がある上に、付加価値としてさまざまな加工が施されています。

ここでは、機能性によって異なるカーテンの種類と、そのメリットをまとめました。用途に合わせて、どのような機能を持つカーテンが適しているかを見極めていきましょう。

遮光カーテン

遮光カーテンとは、光を遮る機能を持つカーテンのこと。カーテンを閉めると外の光が室内に入らず、逆に室内の光が外に漏れることもありません。

遮光のレベルによって1級~3級にランク分けされており、1級が最も遮光率の高いタイプです。光を気にせずにゆっくりと眠りたい寝室や、家具や書籍などの日焼けが気になりやすい場所に適しています。

ミラーカーテン

ミラーカーテンとは、視線を遮る機能に優れたカーテンです。裏生地に光沢糸を使用することで光沢感を出し、外から部屋の中が見えにくくなる効果があります。

ただし、部屋から外の景色もほとんど見えない点には注意が必要です。隣の家の窓が向かい合わせにあるためプライバシーを守りたい、その窓から外の景色を見ることはほとんどないといった場合に適しています。

遮熱カーテン

遮熱カーテンとは、太陽光による熱を遮る機能を持つカーテンのこと。外からの熱を反射して室内への侵入を防いでくれるため、特に夏場は室内温度が上昇しにくくなります。

一般的なカーテンに比べて直射日光を遮る作用が強いため、紫外線による色あせ防止にも高い効果が期待できます。

南向きで直射日光が入りやすい窓や、節電対策を高めたいリビングなどに利用するとよいでしょう。

防音カーテン

防音効果が期待できるカーテンは、一般的に「遮音カーテン」「吸音カーテン」があります。

・遮音カーテン

生地の裏側に特殊な加工を施したり、アルミなどを織り込んだりして遮音効果を高めたカーテンです。

・吸音カーテン

ベロア素材やベルベット素材など、音を吸収する布素材を使用することで音を吸収します。音を吸収することで反響音を抑制するので、シアタールームやピアノ演奏をするなど音環境を重視するお部屋におすすめです。

上記カーテンの特徴を併せ持った、遮音層と吸音層を重ねた多重構造の防音カーテンもあります。

カーテンのヒダの種類

カーテンはヒダの取り方に応じて雰囲気が異なります。ヒダの取り方としては、仕上り幅に対して2倍程度の生地を使って3つ山のヒダを作る「3つ山ヒダ」や1.5倍~2倍程度の生地を使って2つ山を作る「2つ山ヒダ」、ヒダ山がない「フラット」が一般的です。

  • 3つ山ヒダ
  • 2つ山ヒダ
  • フラット

ヒダの倍率が高くなるほど布地が多く必要になるため、ドレープが深くなり美しさや高級感が増します。また、遮光性が高くなるなど機能面でのメリットも。

一方、フラットなタイプのカーテンは、圧迫感が少なくスッキリとした印象になります。ワンルームやシンプルなお部屋に向いているほか、柄もしっかりと見えるようになるため、大柄のカーテンを選ばれた際にもおすすめです。

お部屋やインテリアの雰囲気に合わせて、ヒダの種類にも目を向けてみましょう。

カーテンレールの種類と特徴

カーテンにさまざまな種類や特徴があるように、カーテンを掛けるカーテンレールにも種類があり、特徴が異なります。カーテンの種類やお部屋の雰囲気、使い勝手などを考えながらカーテンレールも選ぶと、よりウィンドウトリートメントを楽しむことができるでしょう。

ここでは、カーテンレールの種類と特徴をご紹介します。

機能性レール

賃貸住宅などで初めから取り付けられていることが多いタイプで、カーテンの開閉がスムーズ、静音性に優れているなど、機能を重視したカーテンレールです。

アルミや樹脂など、軽く耐久性の高い素材で作られたシンプルなデザインで、ナチュラルでシンプルなインテリアによく合います。

木目調でおしゃれなタイプや、キャップストップやカバートップなどを付けることで遮光性、断熱性を更に高めたタイプなど、豊富な種類があるのも特徴です。

装飾性レール

あたたかみのあるウッドタイプや無機質で個性的なアイアンタイプなど、デザイン性を重視し、それだけでインテリアとして機能するようなものが装飾性レールです。

素材だけでなく、レールの端につけるキャップの形状や色合いなどに応じてレールの雰囲気は大きく異なるため、お部屋に合わせてタイプを選ぶこともできます。

取り付けの際は、キャップがあることを踏まえて、エアコンや家具などにぶつからないよう窓の左右に多少ゆとりを持たせて選ぶ必要があります。また、金属製のレールは重みがあるため、取り付ける壁の強度にも注意しなければいけません。

テンションポールタイプ

壁に取り付けるタイプではなく、つっぱり棒のように壁と壁の間に設置するカーテンレールを指します。

壁に穴を開けることなく使用できるのが特徴で、シャワーカーテンやキッチンの小窓、間仕切りとしてカーテンを使う際のレールとしても最適です。カーテンクリップを使用すれば、気軽にカーテンを掛け替えて、お部屋の雰囲気を変えていただくことも可能です。

シングルレールとダブルレール

機能性レールと装飾性レールの場合、1つの窓枠にカーテンレールを何本設置するかも考えなければいけません。1つの窓枠にカーテンレールを1本使用する場合はシングルレール、2本の場合はダブルレールと呼びます。

例えば、レースカーテンとドレープカーテンを併用するのならダブルレールを、カーテンを1つだけ掛ける場合はシングルレールを選ぶとよいでしょう。

ダブルレールの場合、機能性と装飾性を組み合わせて使うことも可能ですが、室内側の装飾性レールが多少長くなる点には注意が必要です。

カーテンレールの種類や選び方はこちら

カーテンのフックの種類と特徴

フックは初めからカーテンに取り付けられていることがほとんどなので、意識している方は少ないかもしれませんが、カーテン用のフックにはカーテンレールが見えるAフック、レールが隠せるBフックの2種類があります。

装飾性レールを使用する場合はAフックでレールを見せ、機能性レールを使う場合は室内側にBフックを取り付け、レールを隠すようにするのが一般的です。

カーテンやレールの種類だけでなく、フックにも注目してみると、よりお部屋のコーディネートを楽しめます。

カーテンフックの選び方はこちら

部屋の雰囲気や目的に合わせてカーテンやレールの種類を選ぼう

カーテンには素材や機能によってさまざまな種類があり、それぞれ魅力が異なるため、カーテンを選ぶ際は特徴を考えることが大切です。同時に、カーテンを吊るすレールにもこだわれば、統一感のあるお部屋作りにも役立ちます。

「リビングの雰囲気を明るくしたい」「外から見えないようにしたい」など優先したいポイントを考えることで、最適なカーテンやレールの種類が自然と見えてくるでしょう。

部屋のイメージやライフスタイルに合わせて、お気に入りのカーテンを選ばれてみてはいかがでしょうか。



ドレープカーテン/レースカーテンおすすめ商品一覧

このコラムを読まれた方は、こちらも読まれています

あなたにおすすめのコラムはこちら

人気のコラム