リネンカーテンの特徴は? 購入時のポイントや日頃のお手入れ方法もご紹介

リネンカーテンの特徴は? 購入時のポイントや日頃のお手入れ方法もご紹介
2019/07/04

窓を彩り、お部屋の雰囲気を大きく変えてくれるカーテン。さまざまな生地のカーテンがある中で、雰囲気作りに大きく役立ってくれるのが「リネンカーテン」です。

厚手のタイプや薄手のレースカーテンなど種類がたくさんあり、色や柄のバリエーションも豊富。そして何よりも、天然素材特有の質感や機能性に魅了されてリネンカーテンを選ぶ方が増えてきています。

では、具体的にどのような魅力があるのでしょうか?ここでは、リネンカーテンならではの特徴や選び方、長く使うためのお手入れ方法を詳しくご紹介します。

目次

リネンカーテンならではの5つの魅力

  • 【魅力その1】丈夫で長持ちし、清潔に使える
  • 【魅力その2】使い込むと風合いが増す
  • 【魅力その3】天然素材特有の透け感や肌触りを楽しめる
  • 【魅力その4】湿気の多い場所にも適している
  • 【魅力その5】通気性・保温性のバランスが良い

必見!リネンカーテンを購入する際のポイント

リネンカーテンをキレイに保つ2つのケア方法

  • ホコリを定期的に除去する
  • シワが気になる場合は霧吹きを

リネンカーテンの魅力を日常に取り入れよう

リネンカーテンならではの5つの魅力

「リネン」とは、亜麻(フラックス)の茎を原料として作られた繊維のことです。そんな天然素材を使用しているリネンカーテンには、ポリエステルなど化学繊維のカーテンにはない魅力があります。そこでまずは、リネンカーテンの5つの魅力をご紹介しましょう。

【魅力その1】丈夫で長持ちし、清潔に使える

リネンは、とにかく丈夫です。天然繊維のなかで最も強く、水に濡れるとその強度はさらに増します。その耐久性は、コットンのおよそ2倍。水濡れに強くしっかりとした丈夫な繊維を持つリネン生地は、カーテンやシーツのように日常生活で長く愛用する製品の素材として非常に適しています。

しかも、リネンには汚れが付きにくいという、うれしい特徴も。リネンの繊維にはペクチンと呼ばれる糊のような成分が含まれており、これが繊維同士をくっつけることで生地の汚れを防ぎ、更に抗菌作用も期待できます。

他にも、虫の食用にならない「セルロース系繊維」のため防虫効果が期待できる、静電気が発生しづらいのでホコリが付きにくいなど、リネンにはさまざまな特徴があります。

【魅力その2】使い込むと風合いが増す

カーテンは毎日使うため、どんな生地でも経年変化があります。例えば化学繊維のカーテンの場合は、長年使っていると生地のへたりがみられることも。何年も着たお洋服を想像していただくと分かりやすいかもしれません。

一方、リネンカーテンは使えば使うほど風合いが増し、暮らしになじんでいきます。品のあるナチュラルな素材感はそのままに、使い込むほどくたっとなじんだ優しい表情に。「ネップ」と呼ばれる繊維の節や小さな糸玉、リネン独特のシワが、居心地の良い癒しの空間を演出してくれます。

【魅力その3】天然素材特有の透け感や肌触りを楽しめる

天然素材特有の質感も、リネンの魅力のひとつです。外からの視線や光を遮るためにカーテンを掛ける方が多いと思いますが、リネンカーテンは透け感がある生地なので、視線を遮りながらも適度に光を取り込みます。陽が出ている日中は、まるで森のなかで木漏れ日を感じているような、そんなナチュラルな光がお部屋をやさしく包み込んでくれます。

朝、昼、夕とそれぞれの光の違いによってリネンカーテンの表情が大きく変わります。その移ろいを楽しめるのも魅力ですね。

なかには「透けるのが心配」という方もいるかもしれません。特に夜は明かりをつけると中の様子が分かりやすくなるのでプライバシーが気になりますが、リネンカーテンをしめた状態で外から室内を見ると、明かりがふわっと見える程度。よほどカーテンに近づかない限り、人影は映りません。心配でしたら、厚みのあるものを選ぶと安心です。

また、リネンの爽やかな肌触りも、ほかにはない魅力のひとつ。麻と聞くと麻袋に使われているジュートといったチクチクした素材を思い浮かべる方もいるかと思いますが、リネンカーテンに使われている亜麻は違います。やわらかくさらりとした肌触りで、特にシンプル&ナチュラルなお部屋の雰囲気にぴったりです。

【魅力その4】湿気の多い場所にも適している

吸水性と速乾性に優れていることも、リネンならではのメリット。コットンと比べると、リネンの吸水性はおよそ4倍、速乾性はおよそ2倍と言われています。

そんな性質を持つリネンは、湿気のこもりやすい窓まわりに最適です。梅雨のジメジメや夏の湿気、冬の結露などをしっかり吸収し、含んだ水分をすばやく発散させます。乾きが早い分カビが生えづらく、とても衛生的です。

【魅力その5】通気性・保温性のバランスが良い

リネンの繊維は中が空洞になっていて、空気を多く含んでいます。その構造は、まさに天然のサーモスタット。通気性と保温性に優れ、夏は熱を逃がし、冬は熱を保ってくれます。

特に冬場の寒さが気になる方はカーテンの裾を長めにするという方法も。冬場に窓から寒い冷気が入るのを防いでくれて、より高い保温効果が期待できます。また、リネンには部屋の湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用もあり、高温多湿な日本の気候に最適です。

必見!リネンカーテンを購入する際のポイント

天然素材ならではのさまざまな魅力を持つリネンカーテンですが、気を付けないといけない点もあります。それは「伸び縮みしやすいこと」です。

リネンは吸湿作用が高いことから、湿度の変化などが原因で生地が伸縮しやすくなります。特に、大きな窓に設置する場合は外気の影響を受けて伸び縮みしやすいため、仕上がり丈を決める際は注意する必要があります。

「伸び縮みに振り回されたくない…」という方におすすめな方法が、実際の窓のサイズよりも丈を長めにオーダーすることです。これは「ブレイクスタイル」と呼ばれる人気のアレンジ法で、裾をあえて床に垂らすことで丈の変化を気にせずに使用できます。

ブレイクスタイルは、お部屋にこなれ感を演出してくれます。こんな風におしゃれに仕上がるのは、やわらかくしなやかなリネンカーテンだからこそ。プリント生地や張り感が強い素材だと、サイズの合っていないルーズなスタイルになりがちです。

リネンカーテンはホコリが付きにくいので、裾にホコリが溜まるのが気になるという方にもおすすめです。

リネンカーテンをキレイに保つ2つのケア方法

魅力たっぷりのリネンカーテンですが、簡単にお手入れできるかどうか気になっている方もいるかと思います。汚れたときに自宅で洗濯できたら楽ですが、リネンの縮みやすい性質を考えるとちょっと勇気が必要かもしれません。なかには、自宅での洗濯を推奨していないものもあります。

そうなると、なるべく汚さずに使って洗濯の回数を減らし、できるだけ劣化を抑えながら長く使いたいですよね。ここからは、日頃からできるリネンカーテンのお手入れ方法をご紹介します。

ホコリを定期的に除去する

実は、カーテンが汚れる一番の要因は「ホコリ」です。リネンはホコリが付着しづらい素材ですが、全く付かないわけではありません。どんなにキレイなお部屋でもホコリは存在していて、気付かないうちにカーテンにも付着しています。

そのまま放っておくと、繊維の間に入り込んで頑固な汚れとなり、落ちにくくなってしまうことも。そうならないように、掃除機やはたきを使用してこまめにホコリを取り除くことが大切です。

その際、カーテン上部を重点的に掃除しましょう。裾は毎日の開け閉めでよく動きますが、上部はあまり動かすことがないため、ホコリが付着しやすくなっています。そして、ヒダ山やタッセルで縛っている部分もホコリが溜まりやすいので、しっかり取り除きましょう。

また、カーテンレールのお掃除も忘れずに。汚れがカーテンに移らないように、いつもキレイな状態を保つことがポイントです。

シワが気になる場合は霧吹きを

リネンカーテンを使っていると、毎日の開け閉めなどが原因でシワが目立ったり、生地がよれたりすることがあります。ほどよいシワ感はリネンの魅力ですが、場合によっては気になるかもしれません。

そんなときは、気になる部分に軽く霧吹きをして自然乾燥させましょう。カーテン自体の重みで、自然にシワが軽減されます。

それでも直らない場合は、洗濯表示を確認した上でアイロンがけをするとよいでしょう。その際、あて布をすると生地の傷みを和らげることができます。シワを取りすぎてせっかくのリネン特有の風合いがなくなってしまわないようにしてくださいね。

リネンカーテンの魅力を日常に取り入れよう

天然素材のリネンがもつ風合いや質感は、化学繊維では表現できない魅力です。長く使うほど味が出るので、リネンは「使い始めてから10年後が一番美しい」と言われることも。

そんなリネン素材のカーテンでお部屋を上質に仕上げれば、家にいる時間が癒しとなり、より心地良く過ごせるでしょう。

ぜひお気に入りのリネンカーテンを見つけて、おしゃれで癒される空間作りをお楽しみください。

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