リネンカーテンの特徴は? 購入時のポイントや日頃のお手入れ方法もご紹介

リネンカーテンの特徴は? 購入時のポイントや日頃のお手入れ方法もご紹介
2019/07/04

窓を彩り、お部屋の雰囲気を変えてくれるカーテン。さまざまな生地のカーテンがあるなかで、雰囲気作りに大きく役立ってくれるのが「リネンカーテン」です。

厚手のタイプや薄手のレースカーテンなど種類がたくさんあり、色や柄のバリエーションも豊富。そして何よりも、天然素材特有の質感や機能性に魅了されて、リネンカーテンを選ぶ方が増えてきています。

では、リネンカーテンには具体的にどのような魅力があるのでしょうか? ここでは、リネンカーテンならではの特徴や選び方、長く使うためのお手入れ方法をはじめ、WARDROBE sangetsuで購入できるおすすめのリネンカーテンもご紹介します。



リネンカーテンならではの6つの魅力

「リネン」とは、亜麻(フラックス)の茎を原料として作られた繊維のことです。そんな天然素材を使用しているリネンカーテンには、ポリエステルなど化学繊維のカーテンにはない魅力があります。そこでまずは、リネンカーテンの6つの魅力をご紹介しましょう。

【魅力その1】丈夫で長持ちし、清潔に使える

リネンは天然繊維のなかで最も強く、水に濡れるとその強度はさらに増します。その耐久性は、コットンのおよそ2倍。水濡れに強く丈夫な繊維を持つリネン生地は、カーテンやシーツのように日常生活で長く愛用する製品の素材に適しています。

しかも、リネンには汚れが付きにくいという特徴も。リネンの繊維にはペクチンと呼ばれる糊のような成分が含まれており、これが繊維同士をくっつけることで生地の汚れを防ぐだけでなく、抗菌作用まで期待できます。

ほかにも、虫の食用にならない「セルロース系繊維」のため防虫効果が期待できる、静電気が発生しづらくほこりが付きにくいなど、リネンにはさまざまな魅力があります。

【魅力その2】使い込むと風合いが増す

カーテンは毎日使うため、どんな生地でも経年変化があります。例えば化学繊維のカーテンの場合は、長年使っていると生地のへたりがみられることも。何年も着たお洋服を想像していただくと分かりやすいかもしれません。

一方、リネンカーテンは使えば使うほど風合いが増し、暮らしになじんでいきます。品のあるナチュラルな素材感はそのままに、使い込むほどくたっとなじんだ優しい表情に。「ネップ」と呼ばれる繊維の節や小さな糸玉、リネン独特のシワが、居心地の良い癒しの空間を演出してくれます。

【魅力その3】天然素材特有の透け感や肌触りを楽しめる

天然素材特有の質感も、リネンの魅力のひとつです。外からの視線や光を遮るためにカーテンを掛ける方が多いと思いますが、リネンカーテンは透け感がある生地なので、視線を遮りながらも適度に光を取り込みます。日差しが降り注ぐ日中は、まるで森のなかで木漏れ日を感じているようなナチュラルな光が、お部屋を優しく包み込んでくれます。

朝、昼、夕とそれぞれの光の違いによって、リネンカーテンの表情は大きく変わり、その移ろいを楽しめるのも魅力です。

なかには「透けるのが心配」という方もいるかもしれません。特に夜は明かりをつけると中の様子が分かりやすくなりプライバシーが気になりますが、リネンカーテンを閉めた状態で外から室内を見ると、明かりがふわっと見える程度。よほどカーテンに近づかない限り、人影は映りません。心配でしたら、厚みのあるものを選ぶと安心です。

また、リネンの爽やかな肌触りも、ほかにはない魅力のひとつ。麻と聞くと麻袋に使われているジュートのような、チクチクした素材を思い浮かべる方もいるかと思いますが、リネンカーテンに使われている亜麻は違います。やわらかくさらりとした肌触りで、特にシンプル&ナチュラルなお部屋の雰囲気にぴったりです。

【魅力その4】湿気の多い場所にも適している

吸水性と速乾性に優れていることも、リネンならではのメリット。コットンと比べると、リネンの吸水性はおよそ4倍、速乾性はおよそ2倍と言われています。

そんな性質を持つリネンは、湿気のこもりやすい窓まわりに最適です。梅雨のジメジメや夏の湿気、冬の結露などをしっかり吸収し、含んだ水分をすばやく発散させます。乾きが早い分カビが生えづらく、とても衛生的です。

【魅力その5】通気性・保温性のバランスが良い

リネンの繊維は中が空洞になっていて、空気を多く含んでいます。その構造は、まさに天然のサーモスタット。通気性と保温性に優れ、夏は熱を逃がし、冬は熱を保ってくれます。

冬場の寒さが気になる方は、カーテンの裾を長めにするという方法も。窓から寒い冷気が入るのを防いでくれて、より高い保温効果が期待できます。また、リネンには部屋の湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用もあり、高温多湿な日本の気候に最適です。

【魅力その6】インテリア性が高い

自然な風合いが魅力のリネンカーテンは、特にナチュラルテイストのお部屋に合わせやすいです。無地のシンプルなデザインで素材感を楽しんだり、柄入りのカーテンならお部屋にさりげなくアクセントを加えたりすることもできます。

また、リネンは流行に左右されないこともポイント。インテリア性が高いため、お部屋のコーディネートにこだわりを持っている方にもおすすめです。

必見! リネンカーテンを購入する際のポイント

カーテンはお部屋の印象を大きく変えるアイテムです。カーテン選びで失敗しないよう、購入する際のポイントをご紹介します。

サイズはしっかり確認しよう

天然素材ならではのさまざまな魅力を持つリネンカーテンですが、吸湿作用が高いことから、湿度の変化などが原因で生地が伸び縮みしやすくなります。特に大きな窓に設置する場合は、外気の影響を受けて伸び縮みしやすいため、仕上がり丈を決める際は注意が必要です。

「伸び縮みに振り回されたくない……」という方におすすめの方法が、実際の窓のサイズよりも丈を長めにオーダーすることです。これは「ブレイクスタイル」と呼ばれる人気のアレンジ法で、裾をあえて床に垂らすことで、丈の変化を気にせず使用できます。

ブレイクスタイルは、お部屋にこなれ感を演出してくれます。こんな風におしゃれに仕上がるのは、やわらかくしなやかなリネンカーテンだからこそ。プリント生地や張り感が強い素材だと、サイズの合っていないルーズなスタイルになりがちです。

お部屋のインテリアに合わせた色柄を選ぶ

リネンカーテンは、色柄によって合わせやすいお部屋のテイストやインテリアが変わります。例えば、古材やホワイトレンガなどを取り入れ、海辺のリラックスした雰囲気を演出する西海岸風のスタイルのお部屋なら、海を連想させるような爽やかな色柄のものを選ぶと、他のインテリアとのバランスが良くおしゃれに仕上がります。

お部屋のインテリアや壁紙の色、自身の理想のスタイルなどに合わせやすいものかどうかを考えて選ぶことも、素敵なお部屋づくりのためには必要です。

リネンカーテンの遮光性を上げるには?

ほどよく光を取り込み、室内を心地よく明るくできることもリネンカーテンの魅力の1つです。しかし、お部屋によっては差し込む光の量が気になることも考えられます。

そのような場合は、ブラインドやロールスクリーンなどとリネンカーテンを組み合わせるのもおすすめです。日差しが気になるときだけブラインドなどを降ろせば、遮光性を高めることができます。ブラインドを上げておけば日差しをしっかり取り込めるため、リネンカーテンの透け感を楽しむことができ、お部屋の雰囲気も損ないません。

または、厚手のリネンカーテンを使用するのも良いでしょう。リネンカーテンの質感はそのままに、薄手のものよりも光と外からの視線を抑えることができます。

リネンカーテンのお手入れ方法

魅力たっぷりのリネンカーテンですが、簡単にお手入れできるかどうか気になっている方もいらっしゃるでしょう。汚れたときに自宅で洗濯できたら楽ですが、リネンの縮みやすい性質を考えると勇気が必要かもしれません。なかには、自宅での洗濯を推奨していないものもあります。

ここからは、できるだけ洗濯の回数を減らし、劣化を抑えるために日頃から行いたいリネンカーテンのお手入れ方法をご紹介します。

ホコリを定期的に除去する

実は、カーテンが汚れる一番の要因は「ほこり」です。リネンはほこりが付着しづらい素材ですが、全く付かないわけではありません。どんなにキレイなお部屋でもほこりは存在していて、気付かないうちにカーテンにも付着しています。

ほこりを放っておくと、繊維の間に入り込んで頑固な汚れとなってしまうことも。リネンカーテンの汚れを防ぐためには、掃除機やはたきを使用してこまめにほこりをはらうことが大切です。

その際、カーテン上部を重点的に掃除しましょう。裾は毎日の開け閉めでよく動きますが、上部はあまり動かすことがないため、ほこりが付着しやすいです。ヒダ山やタッセルで縛っている部分にもほこりが溜まりやすいので、しっかり掃除する必要があります。

また、カーテンレールにたまったほこりも、カーテンを汚す原因になります。汚れがカーテンに移らないように、いつもキレイな状態を保つことがポイントです。

シワが気になる場合は霧吹きを

リネンカーテンを使っていると、毎日の開け閉めなどが原因でシワが目立ったり、生地がよれたりすることがあります。ほどよいシワ感はリネンの魅力ですが、場合によっては気になるかもしれません。

そんなときは、気になる部分に軽く霧吹きをして自然乾燥させましょう。カーテン自体の重みで、自然にシワが軽減されます。

それでも直らない場合は、洗濯表示を確認した上でアイロンがけをすると良いでしょう。その際、あて布をすると生地の傷みを和らげることができます。シワを取りすぎて、せっかくのリネン特有の風合いがなくなってしまわないようにしてくださいね。

WARDROBE sangetsuのリネンカーテン5選

WARDROBE sangetsuでは、天然素材を使ったカーテンを販売しています。今回はその中でも、リネンカーテンに絞って、おすすめの商品を5つご紹介。どれも、リネンのナチュラルなシワ感などを楽しめる商品です。

オウミノアサ生成 ベージュ/ドレープカーテン

日本でも有数の麻のブランド「近江の麻」で作られたカーテンは、産地にも素材にもこだわる、本物志向の方におすすめです。

麻本来の素材色が特徴の「生成」は、洋室や和室を問わずにお使いいただけるドレープカーテンです。色違いの「晒」は無垢な白さが特徴で、ナチュラルスタイルをはじめ、モノトーンスタイルや塩系インテリアなど、多くのスタイルに合わせることができます。また、さまざまな色と相性がよく、ほどよい透け感と厚みもあるので、透けにくいレースカーテンとして使うのもおすすめです。

ご家庭で水洗いしても縮みが少なく、清潔に使うことができるのも魅力のカーテンです。

アッシュリネン ヘザーグレー/ドレープカーテン

天然素材ならではの風合いや、軽やかな質感をお手ごろな価格で楽しめるカーテンです。アッシュリネンシリーズは、インテリアに合わせやすいアッシュカラーを、全11色の中から選ぶことができます。

中でもヘザーグレーは、グレイッシュなフローリングと相性が良いカラーです。モノトーンの家具と合わせればシンプルモダンとして、ニュアンスグレーでお部屋を統一すれば洗練されたグレーインテリアとして楽しめます。

ナチュレルワイド ブルー/ドレープカーテン

ベージュと淡いブルー、ホワイトの抜け感が素敵な「ナチュレルワイド」は、大胆ながら主張しすぎることのないボーダー柄のカーテンです。ブルーのボーダー柄をいかして、西海岸風や北欧、サーフインテリアなどと合わせると、爽やかで開放的な雰囲気のお部屋を楽しめます。

また、カーテンに使われているブルーやベージュ、ホワイトが使われたクッションやマルチカバーと合わせることで、より統一感のある空間を演出できます。爽やかさや清涼感もあるため、暑い夏を彩るのにぴったりです。

フラッフィーストライプ オフホワイト/レースカーテン

「フラッフィーストライプ」は「もこもこしたストライプ」という意味で、思わず触りたくなるようなふわふわした質感と、さりげないストライプ柄が魅力のレースカーテンです。地の部分が厚めで、外からの視線はほどよく遮りつつ、やわらかく光を取り込みます。

透け感の異なるストライプの組み合わせと、緩めに織ることで生まれる優しいシワは洗練された雰囲気を演出。ナチュラル、フェミニン、マニッシュなど、あらゆるインテリアスタイルに取り入れてお使いいただけます。

ハンサムストライプ ブルー/レースカーテン

リネンの持つ吸湿性や速乾性を持ち合わせた「ハンサムストライプ」は、洗いざらしたシャツのようなストライプ柄とふんわりとした風合いが魅力のレースカーテンです。

ストライプ柄が主張しすぎることはなく、リビングやダイニングなどさまざまなお部屋でお楽しみいただけます。古木と合わせたヴィンテージスタイルや白木インテリアと合わせたナチュラルスタイルなど、幅広いスタイルに合わせられる一枚。

ストライプ柄の色は、ブルー以外にも、ライトグレーやグリーン、ブラックの4色を展開していて、好みに合わせて選びやすいのも魅力です。

リネンカーテンの魅力を日常に取り入れよう

天然素材のリネンがもつ風合いや質感は、化学繊維では表現できない魅力です。長く使うほど味が出るので、リネンは「使い始めてから10年後が一番美しい」と言われることも。そんなリネン素材のカーテンでお部屋を仕上げれば、家にいる時間が癒しとなり、より心地良く過ごせるでしょう。

今回ご紹介した以外にも、WARDROBE sangetsuではさまざまな色柄のカーテンや、天然素材の刺繍のアイテムなども取り揃えています。生地はサンプルの取り寄せも可能で、実際に触って質感を確かめることもできますので、ぜひ一度ご確認ください。



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