カーテンのおしゃれな留め方とは?タッセルの種類やおすすめアレンジ


「窓辺の印象をさりげなく変えたい」「カーテンをさらにおしゃれに見せたい」という場合には、カーテンの留め具選びにこだわってみてはいかがでしょうか。お部屋のテイストやカーテンの雰囲気に合うタイプを取り入れることで、お気に入りのカーテンがさらに素敵に変身します。

ここではカーテンの留め具の種類や特徴をはじめ、おすすめしたい留め方のアレンジをまとめました。ぜひ参考にされながら、ワンランク上のおしゃれな空間創りをお楽しみください。

カーテンの留め具の種類と特徴

カーテンの留め具(タッセル)には、大きく分けて「フックタイプ」「マグネットタイプ」「ワイヤータイプ」「クリップタイプ」の4種類があります。まずはそれぞれの特徴を押さえて、どのタイプが実用的なのか、さらにはご自宅のカーテンとの相性についてもチェックしていきましょう。

フックタイプ

「フックタイプ」はタッセルの両端が輪になっており、その部分を壁の房掛け(フック)に掛けてカーテンを留めるタイプです。カーテンと同じ生地で作られた舟形のものが一般的で、カーテンの購入時に付属品として付いてくるケースが多く見られます。

なかには高級感のあるロープタッセルや、華やかなビーズタッセルといったおしゃれなタイプも。雰囲気の異なる豊富な種類のなかから、お部屋やカーテンのテイストに合うデザインをお選びいただけます。

また、フックタイプは房掛けに掛けて使用することから、重みのあるカーテンにも利用しやすい点が大きな魅力です。カーテン全体を包み込みながら留めるスタイルなので、カーテンにシワや留め具の跡が付きにくいメリットもあります。

マグネットタイプ

「マグネットタイプ」は磁石でくっつけてカーテンをまとめるタイプで、房掛けがない窓にも利用できます。まとめ方としてはオーソドックスな横留めはもちろん、縦留めでシェード風に仕上げてもおしゃれです。

特におすすめしたいのが、レースカーテンのアレンジに取り入れること。生地が薄くて軽いレースはマグネットで留めやすく、まとめ方次第でさまざまな雰囲気をお楽しみいただけます。

もしも厚手のカーテンにマグネットタイプを使用されたい場合には、磁石の力が強いものを選ぶことがポイントです。ただし、アレンジの仕方によっては使用中に外れてしまう可能性もあるため、厚手の生地にはできるだけほかのタイプのタッセルを取り入れるとよいでしょう。

ワイヤータイプ

「ワイヤータイプ」のタッセルは、全体にワイヤーが入っていて自由に形を変えられます。きつく留めたり、ゆるく留めたり、お好みに合わせて留め具合を調節できる点が大きなメリットです。

フックがない窓にも便利で、しっかりとまとめながらもワイヤーの跡が付きにくい傾向があります。あらゆる素材に適していてデザインも豊富なことから、カーテンに合わせてセレクトしやすいでしょう。

クリップタイプ

「クリップタイプ」はクリップでカーテンを挟み込む仕様で、房掛けなしでも片手で簡単にまとめられる手軽さが魅力です。まるで髪留めのようにさまざまなデザインがあるため、お部屋やカーテンの雰囲気に合わせて選ぶ楽しさがあります。

ただし、クリップの大きさや開き具合によっては、カーテンをしっかりと留められない可能性も。また、留め口に凹凸があるクリップの場合はカーテンに食い込みやすく、生地に傷や汚れがつく恐れがあるため注意が必要です。

カーテンタッセルの種類と特徴について詳しくはこちら>

房掛けの正しい位置について

上記写真の商品はこちら>

もしもフックタイプのタッセルを利用されたい場合には、先述のように「房掛け」が必要です。窓に房掛けがない場合はご自身で取り付けることもできますが、壁のどの位置に設置したらいいのか迷う方もいることでしょう。

房掛けの正しい位置を判断するポイントは、タッセルの位置を目安にすることです。具体的には、タッセルの底(タッセルを掛けたときに下がる部分)が「カーテンの裾から1/3の位置」に来るようにすると、バランス良く仕上がります。

この時に注意したいのが、タッセルの傾きを考慮して房掛けを設置すること。つまり、房掛け自体の位置は上記の1/3の高さよりも少し上に取り付けるのが理想とされており、カーテンの半分ぐらいの位置が良いという考え方もあります。

ただし、タッセルの長さや家具の位置によって最適な位置は異なるため、カーテンにタッセルを当てながら全体のバランスを見て設置されるとよいでしょう。もしも不安な場合は、業者に依頼をして取り付けてもらうのもひとつの方法です。

カーテンがぐっとおしゃれに!留め方の上級アレンジ3選

お気に入りのタッセルでおしゃれな雰囲気を演出するには、カーテンの留め方にこだわることもポイントです。また、チャレンジされたい留め方に合わせて、タッセルの種類やデザインを変える楽しみ方も素敵です。

そこで、以下ではおすすめしたいカーテンの留め方3選をご紹介します。少しの工夫でハイセンスな窓辺に仕上がるので、ぜひご自宅でも留め方のアレンジを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

カーテン上部をたるませて留める

カーテンの上部はまとめずに広げたまま、下の部分のみをまとめて留めるスタイルです。タッセルの上にたるみを持たせることで、上品で優しい雰囲気を演出できます。

もしも外からお部屋のなかが見えることを避けたい場合には、レースカーテンはそのままの状態でドレープカーテンのみ留めるとよいでしょう。特に視線が気にならない場合には、ドレープカーテンは普通にまとめ、レースカーテンをたるませて留めるアレンジも素敵です。

中央でカーテンを留める

小窓や腰高窓のカーテンをおしゃれに見せたい場合には、サイドではなく中央でまとめるアレンジがおすすめ。その際は通常よりも低めの位置で留めることで、ワンランク上のこなれた窓辺に仕上がります。

留め具選びで迷ったら、ロープやビジューなど存在感のあるタイプを。また、紐の結び方をリボンにするなど、留め方をひと工夫するだけでもお部屋のアクセントになります。

ちなみに小窓が複数並んでいる場合には、それぞれの窓でカーテンのまとめ方を変えずに、留め方を揃えることがポイントです。窓際に統一感を出すことで、洗練された素敵な空間創りを実現できます。

カーテンの下半分を上に持ち上げて留める

マグネットタッセルを用いれば、カーテンの下半分を上に持ち上げて留めるアレンジもお楽しみいただけます。ゆったりとしたヒダがやわらかな雰囲気で、上品さや華やかさを演出したいお部屋におすすめです。

タッセルの数やカーテンの持ち上げ方によって印象が変わるため、気分に合わせて留め方を変えてもよいでしょう。また、持ち上げ方次第で外からの光の量を調節できるなど、機能面にもメリットがあります。

こだわりのタッセルやお気に入りの留め方でさらに素敵な空間へ

カーテンタッセルにはさまざまな種類があり、なかには房掛けがない場合、あるいは取り付けられない場合にもお使いいただける便利なタイプも存在します。もしも房掛けを設置してタッセルを利用されたい場合には、カーテンの裾から1/3の高さにタッセルの底がくるように意識されるとよいでしょう。

タッセルや留め方にこだわることで、お手軽にお部屋の雰囲気を変えられます。まずは取り入れたい留め方のアレンジや目指したい雰囲気を決めて、イメージに合うカーテンタッセルを探してみてはいかがでしょうか。

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