カーテンにカビが生えてしまったら?効果的なカビの落とし方と予防法

カーテンにカビが生えてしまったら?効果的なカビの落とし方と予防法
2019/08/01

毎日使用するカーテンには、知らないうちにカビが生えている恐れがあります。一見カビとは無縁でありそうな透け感のある美しいカーテンにも、よく見ると黒いポツポツが出ているかもしれません。

もしもカーテンにカビを見つけたら、放置せずにすぐに対処することが大切です。正しいお手入れ方法でキレイにしなければ、どんどん落としづらくなってしまいます。

そこで今回は、カーテンに付いたカビの効果的な取り方をまとめました。カビを生やさないための予防策もご紹介するので、しっかりと実践してカーテンを長く愛用しましょう。

目次

カーテンにカビが生える原因とは

カーテンのカビを落とす5つの方法

  • 【方法その1】ブラシを使ってカビを落とす
  • 【方法その2】汚れがひどくない場合は「重曹」で簡単に
  • 【方法その3】色柄付きのカーテンには「酸素系漂白剤」を
  • 【方法その4】なかなか落ちない黒カビには「塩素系漂白剤」を
  • 【方法その5】失敗したくない方はクリーニング業者へ

カーテンにカビを発生させない3つの予防法

  • 【予防法その1】窓の結露を防止する
  • 【予防法その2】機能性タイプのカーテンを選ぶ
  • 【予防法その3】部屋全体でカビ予防を意識する

美しいカーテンで清潔感あふれる空間へ

カーテンにカビが生える原因とは

カーテンにカビが生える主な原因は、湿気です。

夏場(特に梅雨時)や冬場の湿度が高い時期には、窓に結露が発生しやすくなります。その水分をカーテンが吸収して湿った状態が続き、放置されることでカビができてしまうのです。

また、加湿器の使用や洗濯物の部屋干しなども湿気の原因となり、その上風通しが悪いとさらにカビの菌が繁殖しやすい環境になります。

カーテンのカビを落とす5つの方法

カーテンにカビが生えてしまったら、早急に対処してカビをしっかりと落とすことが大切です。落とし方には自分で行う方法と、クリーニング業者に依頼する方法があります。

自分で行うか業者に依頼するかは、生地の洗濯表示を確認して判断しましょう。「洗濯可のマーク」や「手洗い可のマーク」があれば自宅で対処できますが、「水洗い不可のマーク」の場合はクリーニング業者に依頼する方法がおすすめです。

そこで以下では、カーテンのカビを落とす5つの方法を詳しく解説します。素材やカビの程度に適した方法で、カビを効率よく除去しましょう。

【方法その1】ブラシを使ってカビを落とす

自宅で対処する際は、まずはおしゃれ着用の洗剤などを使って洗濯してみましょう。それでもカビが落ちない場合は、ブラシを使ってカビを落とす方法が効果的です。

ブラシを使用する際には、歯ブラシや大きめの洗濯用ブラシを使います。まずはカーテンの裏にタオルを当てて、中性洗剤をつけたブラシでカビ部分を叩きながらタオルにカビを移しましょう。

ポイントは、「トントンと優しく叩くこと」。強くこすると生地を傷める可能性があるため、慎重に行いましょう。

【方法その2】汚れがひどくない場合は「重曹」で簡単に

汚れがそれほどひどくない場合は、取り扱いが簡単な重曹を使って対処しましょう。重曹は天然素材で環境に優しく、比較的リーズナブルに手に入る便利なアイテムです。

  1. 浴槽や大きなバケツに 30℃~40℃くらいのお湯を張り、そこにスプーン1杯程度の重曹を入れてよくかきまぜる
  2. カーテンを入れてつけ置きし、カビがひどいところは揉み洗いをする
    ※30分以上つけると汚れが全体に移る可能性があるため注意
  3. カーテンをキレイに畳んでから洗濯ネットに入れ、洗濯機ですすぎと脱水を行う(脱水は30秒程度)
  4. カーテンをレールにかけて自然乾燥させる

重曹には、汚れを落とす作用だけでなく消臭効果もあるため、カーテンのニオイが気になる場合にもおすすめです。また、通常の洗濯洗剤に重曹を併用して洗うと、カビを除去する効果がより高まります。

【方法その3】色柄付きのカーテンには「酸素系漂白剤」を

色柄付きのカーテンに付いたカビへの対処は、色落ちの心配がない酸素系漂白剤を使って行います。一方で、塩素系の漂白剤は汚れと一緒に色柄も落としてしまうため、必ず「酸素系」を選ぶようにしましょう。

  1. 浴槽や大きなバケツに 30℃~40℃くらいのお湯を張り、そこに酸素系漂白剤を入れてよくかきまぜる
    ※洗濯洗剤と酸素系漂白剤をダブルで入れてもよい
  2. カーテンを入れてつけ置きし、カビがひどいところは揉み洗いをする
    ※30分以上つけると汚れが全体に移る可能性があるため注意
  3. カーテンをキレイに畳んでから洗濯ネットに入れて洗濯する
    ※1,で酸素系漂白剤のみ入れた場合は、洗濯洗剤を使って通常通りに洗濯
    ※1,で洗濯洗剤+酸素系漂白剤を入れた場合は、すすぎと脱水のみ行う(脱水は30秒程度)
  4. カーテンをレールにかけて自然乾燥させる

酸素系漂白剤は、液体タイプよりもカビが落ちやすい、粉末タイプがおすすめです。また、作業時には窓を開けたり換気扇を回したりなど、必ず換気を行うことが大切。手荒れ予防のため、ゴム手袋を使うことも忘れないようにしましょう。

【方法その4】なかなか落ちない黒カビには「塩素系漂白剤」を

なかなか落ちない黒カビには、塩素系漂白剤を使って対処しましょう。塩素系漂白剤は、洗濯洗剤や酸素系漂白剤よりも漂白力が強いため、通常の洗濯では落ちない頑固なカビにも効果的です。

ただし、色落ちの恐れがあるので白地のカーテンのみに使用できます。カビの落とし方は酸素系漂白剤と同じ手順で行いますが、繊細なカーテンは生地が傷みやすいので慎重に行いましょう。

また、塩素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをする以外に、スプレータイプのものを直接カビに吹きかける方法も。その場合は吹きかけてからカビが薄くなるまで待ち、仕上げにお湯を湿らせたタオルで漂白剤を拭き取ってからしっかりと乾燥させます。

ちなみに塩素系漂白剤を使う際も、作業時の換気とゴム手袋の使用を忘れないようにしましょう。

【方法その5】失敗したくない方はクリーニング業者へ

自分で対処してもカビが落ちない場合や色落ちが心配な場合、また洗濯表示に「水洗い不可のマーク」がある場合はクリーニング業者に依頼しましょう。プロにおまかせするほうが、より確実にカビを除去できます。

ただし、自宅で行うよりも費用がかかるため、料金によっては買い替えるほうがいいケースも。また、カーテンの素材やカビの状態によっては業者で取り扱ってもらえない場合もあるので、まずは一度相談してみましょう。

カーテンにカビを発生させない3つの予防法

カーテンに生えたカビはさまざまな方法で除去できますが、生地の傷みや色落ちのリスクがあります。洗う際も手間や時間がかかるので、なるべく避けたい作業です。

そこで、普段からカビを生やさないように対策をしておきましょう。カビは発生すると環境によってどんどん広まる性質があるため、カビが繁殖しづらい環境を作ることが大切です。

次からは、カビを効果的に予防できる3つの方法をご紹介します。カーテンを清潔に保つために、日常的にカビ対策を行いましょう。

【予防法その1】窓の結露を防止する

カビを防ぐには、窓まわりのお手入れをこまめに行いましょう。特に気をつけて対処したいのが、窓やサッシ、カーテンレールに付いた結露です。

結露がカーテンに染み込むとカビやすくなるため、こまめに拭き取ることがポイント。ただし、その時間を取れない場合やつい忘れてしまう場合は、結露防止アイテムがおすすめです。

最近は、100円ショップなどでもさまざまな商品が取り扱われています。ぜひ気軽に取り入れて、効率よく結露対策をしましょう。

【予防法その2】機能性タイプのカーテンを選ぶ

結露が出やすい窓には、機能性カーテンを選ぶこともカビを防ぐひとつの方法です。カビ予防には、吸湿性・通気性・速乾性・抗菌加工などの機能を持つタイプが適しています。また、自宅で水洗いできるカーテンであれば、より清潔に保てます。

【予防法その3】部屋全体でカビ予防を意識する

窓やカーテンへの対策だけでなく、お部屋全体でカビ予防を意識することも大切です。天気のよい日には窓を開けて換気をしたり、除湿器を使ったりなどこまめに湿気を除去することを習慣づけましょう。

また、家具の配置にも気を配ると、より効率的にカビを防止できます。基本的に壁と家具はくっつけずに隙間を開けて配置し、換気時に風が通るように配慮することがポイントです。

もう1つ気をつけておきたい点が、北の方角には家具を置かないこと。日が当たらず湿気がたまりやすいため、北はなるべく避けて家具を配置しましょう。タンスやクローゼットなど湿気が中にこもりやすい場所も、こまめに換気をして除湿剤を置くことで部屋のカビ予防につながります。

美しいカーテンで清潔感あふれる空間へ

カーテンをキレイに使っているつもりでも、カビの発生を100%防ぐことはできません。

カビを見つけたらすぐに適切な方法で対処して、カビが広がらないように気をつけましょう。また、普段からカビ予防を行い、カビが発生しやすい梅雨や冬の時期には特に対策を強化することが大切です。

カーテンが美しいと、部屋全体も明るくなり清潔感が生まれます。普段からしっかりとカビ対策を行って、毎日気持ちよく過ごしましょう。